「ダイエット中に牛丼なんて」と思うかもしれない。でも、太る本当の主因を知れば、牛丼は食べていい食事になる。我慢ではなく、頼み方を変えるだけだ。
牛丼で太る主因は、肉ではなくご飯
吉野家の牛丼並は糖質57g。このうち大半はご飯で、牛肉の具自体はタンパク質と脂質が中心で、糖質は少ない。すき家の牛丼並も糖質63.7gと、ほぼ同じ傾向だ。
血糖値を大きく上げるのは主に糖質で、血糖が上がるとインスリンというホルモンが脂肪をためる方向に働く。つまり、牛丼を「太る食べ物」にしているのは、牛肉ではなくご飯の量ということになる。
ライスを減らす・抜くと、糖質はどれだけ変わるか
ここが頼み方の勝負どころだ。実際の数値で見てみる。
| メニュー | 糖質 | タンパク質 | カロリー |
|---|---|---|---|
| 吉野家 牛丼並(ご飯あり) | 57g | 21g | 635kcal |
| 吉野家 頭の大盛り(ライスなし) | 12g | 28g | 430kcal |
| すき家 牛丼並 ライス抜き | 10g | 17g | 250kcal |
ライスを外すだけで、糖質は57gから10〜12gへ、およそ5分の1になる。しかも吉野家の「頭の大盛り」は肉が増えるぶん、タンパク質はむしろ並より多い。タンパク質は腹持ちがよく、筋肉の維持にも必要なので、ダイエット中はむしろ増やしたい栄養だ。
それでもご飯を食べたい日の「帳尻」
毎回ライス抜きにする必要はない。太るかどうかは1食ではなく、1日のトータルで決まるからだ。
昼に牛丼並(糖質57g)を普通に食べたら、夜は糖質を抑えてタンパク質に寄せる。たとえばサラダチキン(糖質ほぼ0g・タンパク質約20g)とゆで卵を組み合わせれば、夜の糖質はほぼゼロで満足感は出せる。1日の中で糖質の山を作りすぎないことが、いちばんのコツになる。
まとめ:明日からできること
- 牛丼を我慢する必要はない。減らすのは肉ではなく、ご飯の量。
- ライス抜き・少なめを選ぶと、糖質はおよそ5分の1まで下がる。
- ご飯を食べた日は、夜を糖質オフにして1日で帳尻を合わせる。
我慢して続かないより、頼み方を覚えてゆるく続けるほうが、結局いちばん早く痩せる。